RubyKaigi2017 参加レポート(パート1)

初めまして。 システム事業部の松永と申します。

1ヶ月ほど前になりますが、去る9/18~20に広島で行われたRubyKaigi 2017に参加しました。なんとチケット代から交通費、宿泊費に至るまで会社が負担してくれるという素敵な待遇で! というわけでそれを記念いたしまして、株式会社ゼネットのエンジニアによる技術ブログを始めさせていただきます。 テーマはITにまつわることであればなんでも幅広く書いていく予定ですので、これからお付き合いいただければ幸いです。

さて初めての記事となる今回は、遅ればせながらこのブログ開設のきっかけともなったRubyKaigi 2017の参加した感想を書いてみます。 実は私以外にも3人のエンジニアが会社負担で参加しており、書きたいと言っているのでセッションの詳細な話は彼らに任せて、3日間を通して感じたことをご紹介します。

思えば最後に参加したRubyKaigiは2013年のもので、2011年の開催から中1年をあけてrebootされ公用語が英語となった初のRubyKaigiでした。それからしばらくの間休職してアフリカのモザンビークにいたこともあり*1久々のRubyKaigi参加となったのですが、ただただその迫力に圧倒される3日間でした。

参加して一番感じたのがその規模の大きさです。参加者の多さもさることながら、今年から3トラックになったそうでどのセッションを選ぶのかにとても頭を悩ませました。 また海外からの参加者が多かったのも印象的です。初日のオープニングでRubyKaigiのOrganizerである松田さんがどこから参加しているのかを聞いた際、さまざまな国の名前が挙がっていました。私もモザンビークと答えようか迷いましたが自重しました・・・。

今回は広島での開催と言うこともあり、またちょうどそのタイミングでカープの優勝が決まったということもあって、会場の中ではカープのユニフォームを着ている人をちらほら見かけました。2日目のセッションでSpeakerを務められたJohn Mettrauxさんがカープユニフォーム姿で発表されていたと聞き、セッション後にお願いして記念撮影をしてもらったのが以下の写真です*2

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最後に一つだけ、印象に残ったセッションのお話をしたいと思います。 2日目に行われた「What visually impaired programmers are thinking about Ruby?」は、視覚障害を持った方がRubyやプログラミングにどう感じているのかというテーマのセッションで、実際にその方たちがどのようにプログラミングをしているのか実際のデモを交えて紹介されました。 普段視覚からの情報を頼りにしている私にとって、視覚なしでプログラミングを行うということは想像もつかなかった世界ですが、スクリーンリーダーや点字キーボードなどハードウェアの進化によりその環境は改善しているようです。 ソフト面での改善も進んでおり、ソースコードの読み上げやインデントを音程の違う音で表現するなど聴覚でプログラミングするための工夫がされているなと感じました。

Webサイトの話にも言及され、構造として正しくないHTMLは視覚障害の方にとって以下のような問題となるそうです。

  • 見出しが適切に設定されていないと見出し単位での検索ができず、ページ全てを網羅しないとほしい情報がどこにあるのかわからない
  • タグを適切に設定しないとリンクなのかサブミットボタンなのかといった挙動を把握することができない

普段何気なく書いているHTMLも、タグつげなどを少し配慮すれば視覚障害の方には非常に使いやすいものとなるというお話は非常に印象的で、いままでaccessibilityというものをいかに健常者からの目線でしか見ていなかったか気づかされるセッションでした。 この分野ではきっとITで支援できることがたくさんあるはずなので、エンジニアとして少しでも寄与していきたいと感じます。

以上、簡単ではありますがRubyKaigiの参加レポートでした。 明日以降、多分間髪入れずに他の3名の参加レポートも挙がってくると思いますので、今後ともお付き合いいただければ幸いです。

*1:この話はまたどこかで書けたらと。

*2:既にお気づきかもしれませんが、私はカープファンです。